CALIGULA カリギュラ

ローマ帝国の若き皇帝カリギュラ(菅田将暉)は、愛し合った妹が急死した日に宮殿から姿を消し、その3日後に戻ってきた。その日を境にそれまで非の打ち所のなかった皇帝は豹変し、貴族平民問わず、何らかの財産を持つものを区別なく殺しその財産を没収する、という驚くべき宣言を出す。

しかし、それはほんの序章でしかなかった。

それから3年後、カリギュラは、彼を深く愛している年上の女性セゾニア(秋山菜津子)、忠臣のエリコン(谷田 歩)を従い、残虐非道な行為の数々を繰り広げていた。やがて貴族たちの怒りと怖れはカリギュラを殺害することへと向かっていき、カリギュラに父を殺された若き詩人シピオン(高杉真宙)も、彼を殺したいほど憎んでいる。だが、カリギュラの思想の危険さをいち早く感じていたケレア(橋本 淳)だけは、今は時期尚早だと“その時”が来るの待つように貴族たちを諌めるのだった。

カリギュラは自らの命の危険を知ってもなお、止まることなく、さらに暴走を続ける。
彼は革命をもたらす王か、それともただの殺人者か。カリギュラが探し求めた「不可能なもの」とは…?